別様
べつよう
名詞-の形容詞
標準
different
文例 · 用例
又、別様に考へてみるに、新短歌は、抒情といふより抒情的インタープリテイションといつた感じである。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
」二十五「ただ一筋でも巌を越して男滝に縋りつこうとする形、それでも中を隔てられて末までは雫も通わぬので、揉まれ、揺られて具さに辛苦を嘗めるという風情、この方は姿も窶れ容も細って、流るる音さえ別様に、泣くか、怨むかとも思われるが、あわれにも優しい女滝じゃ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
この保胤に対しては親王も他の藻絵をのみ事とする詞客に対するとはおのずから別様の待遇をなされたであろうが、それでも詩文の道にかけては御尋ねの出るのは自然の事で、或時当世の文人の品評を御求めになった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
」第二十五「唯一|筋でも岩を越して男瀧に縋りつかうとする形、それでも中を隔てられて末までは雫も通はぬので、揉まれ、揺られて具さに辛苦を嘗めるといふ風情、此の方は姿も窶れ容も細つて、流るゝ音さへ別様に、泣くか、怨むかとも思はれるが、あはれにも優しい女瀧ぢや。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
或る別様の生活がこの間を領している。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
声は無いが、強烈な、錬稠せられた、顫動している、別様の生活である。
— 森鴎外 『花子』 青空文庫
小原のおばさんに見せて貰っていた、島田|髷の娘とは、全く別様な眼で見たのである。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
波田、小倉、西沢、各は、別様の戦闘意志を持っていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
作例 · 標準
10年ぶりに訪れた故郷は、駅前が開発されて昔の面影とは別様の景色に変わっていた。
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彼女は普段はおとなしいが、舞台に立つと別様の人格が現れたかのように情熱的に踊る。
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事件の真相を知った後では、それまで見ていた証拠品も全く別様の意味を持って迫ってきた。
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