内界
ないかい
名詞
標準
inner world
文例 · 用例
そうした時、彼は外界の自然を見る代りに、じっと自己の心を見つめ、内界の去来する影を眺めた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
芸術に於ける題材は、それが外界の「物」にあろうと、或は内界の「心」にあろうと、さらに本質上に於て異なるところは少しもない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
アイヂアリズムが論議の援助を受けて、主観客観の一致を発見したが最後、こゝに外界と内界の墻壁を破壊して、凡てを吸収し尽さなければ已まない事になる。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
然れども吾人は寧ろ思想の内界に於て、遙かに偉大なる大革命を成し遂げたるものなることを信ぜんと欲す。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
歴史と預言は教会及び人類の外部の状態に関し、教訓は個人の内界に関するもの、外より教えまた内より教うるのである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
我らはわが内界に不抜の確信を豊強なる実験の上に築き、そしてまた同時にその外的表現に留意すべきである。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
或は意識内の統一は自由であるが、外界との統一は自然に従わねばならぬというが、内界の統一であっても自由ではない、統一は凡て我々に与えられる者である、純粋経験より見れば内外などの区別も相対的である。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
この行為には多くの場合において外界の運動即ち動作を伴うのであるが、無論その要部は内界の意識現象にあるのであるから、心理学上行為とは如何なる意識現象であるかを考えて見よう。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
作例 · 標準
瞑想によって、人は自分の内界と向き合うことができる。
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夢は、私たちの内界を映し出す鏡のようなものだ。
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彼は自身の内界を探求し、新しい芸術表現を見出した。
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