面部
めんぶ
名詞
標準
face
文例 · 用例
但し面部と臀部のみ鮮かなる紅色(桃色に近し)を呈す。
— 中島敦 『河馬』 青空文庫
』 一時の驚駭と激怒と惑乱から父親はカツとなつて思はず、次郎公の面部をたたきつけ、一蹴り蹴つ飛ばした。
— 北原白秋 『神童の死』 青空文庫
昨夜、中の郷の川ばたを通行の折柄に、何者にか追いかけられて、所持の財布を取られたうえに、面部に数カ所の疵をうけたというのである。
— 広重と河獺 『半七捕物帳』 青空文庫
それにしても、さきにはあれほど私を罵っていたのに今は何ぜこれほども惨めに弱っているのであろうか、これは多分猛々しい女の私に負けていく姿なのであろうと思いながらも、私は彼女の面部を叩きつけるように頭を屈しなかった。
— 横光利一 『鳥』 青空文庫
神奈川縣橘樹郡旭村大字駒岡村瓢簟山の東面部に其怪窟はある。
— お穴樣の探檢 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
若者は突っ立ち上ると、掴んだ粟を真先に肉迫する使部の面部へ投げつけた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
六 奴国の宮からは、面部の※形の刺青を塗り潰された五人の使部が、偵察兵となって不弥の国へ発せられた。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
面部から咽喉にかけての所は、咽輪と黒漆の猛悪な相をした面当で隠されてあった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
事故で面部に怪我を負ってしまったが、幸い命に別状はなかった。
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化粧で面部の印象は大きく変わる。
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彼は感情を面部に出さないタイプだ。
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面部 は、漢字を部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では176番目に置かれる(9画の最初、戌集の10番目)。
出典: 面部 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0