貨賂
かろ
名詞
標準
bribe
文例 · 用例
「幣」は、「天にます月読壮子幣はせむ今夜の長さ五百夜継ぎこそ」(巻六・九八五)、「たまぼこの道の神たち幣はせむあが念ふ君をなつかしみせよ」(巻十七・四〇〇九)等にもある如く、神に奉る物も、人に贈る物も、悪い意味の貨賂をも皆マヒと云った。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
羨やましかろう』という自誇の情が、そうした手紙の言外によく現われてる。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
学校のおつとめからお帰りになって、隣りのお部屋で、私たちの話を立聞きして、ふびんに思い、厳酷の父としては一世一代の狂言したのではなかろうか、と思うことも、ございますが、まさか、そんなこともないでしょうね。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
相手はフランスがよかろう。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
高浜さんには礼を失した点も多かろうと思うが昔に免じて御宥恕を願いたい。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
何も急く旅でもなしいっそ人力で五十三次も面白かろうと、トウトウそれと極ってからかれこれ一月の果を車の上、両親の膝の上にかわるがわる載せられて面白いやら可笑しいやらの旅をした事がある。
— 寺田寅彦 『車』 青空文庫
みな寝しずまったころ、三十歳くらいのヘロインは、ランタアンさげて腐りかけた廊下の板をぱたぱた歩きまわるのであるが、私は、いまに、また、どこか思わざる重い扉が、ばたあん、と一つ、とてつもない大きい音をたてて閉じるのではなかろうかと、ひやひやしながら、読んでいった。
— 太宰治 『音に就いて』 青空文庫
またその※のうつくしさふと物音におどろきて午睡の夢をさまされし牡牛のごとも、あどけなくかろやかにまたしとやかにもたげられ、さてうち俯しぬ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
作例 · 標準
「汚職事件の捜査で、贈収賄の証拠として、大量の貨賂の記録が見つかった。」
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「「これは賄賂、つまり貨賂ですよ!」と、検事は被告を厳しく追及した。」
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「昔の権力者は、しばしば策略や貨賂で味方を増やしていたという。」
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