剣先
けんさき
名詞
標準
point of a sword
文例 · 用例
おのが尻尾の剣先をおのが首に突き刺して仆れるのである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
整理掛りが汗みづくになつて、それを取り調べてゐると、なかに一通大判な用紙に、剣先で書いたかと思はれるやうな太い文字で、「ペンは剣よりも偉大なり。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
整理係が汗みづくになつて、それを取り調べてゐると、なかに一通大判な用紙に、剣先で書いたかと思はれるやうな大きな文字で、「ペンは剣よりも偉大なり。
— 薄田泣菫 『名文句』 青空文庫
」 なごやかに笑い合っていたときとて、突如としてその中から突き出された東野の剣先には、一層久慈も返事の仕様がなかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
女のことを考える暇があるなら、神さまのことを考えろ、と云ったフロオベルの剣先も、彼の故郷のルーアンを訪ねたころから折折に泛ぶ僕の物思いとはいえ、千鶴子さんの念じる神、君の信じる神、僕の拝する神など、――神に二つはない筈だのに、それを思うほど、どうしてこんなに狂ってくるものだろうか。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
剣先まで来て振り仰ぎ、屋根棟外れを眺めたのは、鯱を見ようためだろう。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
鉤が大屋根の剣先へ、狙い違わず掛かったのである。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
ただマがちょッとあきすぎていたから斬りつけたのは剣先で、致命傷には至らなかった。
— 坂口安吾 『花咲ける石』 青空文庫
作例 · 標準
剣先を相手に向け、彼は静かに構えた。
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鋭い剣先が、月の光にきらりと光った。
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彼は練習中に、誤って自分の剣先で指を傷つけてしまった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
剣先(けんざき・けんさき) 剣の先 地形 剣先山 - 東京都小笠原村の母島にある山。 剣先川 - 島根県松江市にある大橋川支流の川。 その他の地名 宮城県登米市 豊里町剣先 大阪府大阪市北区 中之島の西端部分 徳島県徳島市 寺島本町東の東端部分 橋 剣先橋 - 広島県府中市の芦田川支流にかかる橋。 剣先橋 - 徳島県徳島市の寺島川に架かっていた橋。
出典: 剣先 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0