丹
に
名詞頻度ランク #19776 · 青空 1263 例
標準
red earth (i.e. containing cinnabar or minium)
文例 · 用例
同人中の谷丹三が牧野さんを知つてゐたので、その夜来て貰ふやう頼んでおいたのであつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
車が芝南寺の少し手前まで来ると、助手台に乗つてゐた谷丹三の親友が、急に停車を命じた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
地車のとどろと響く牡丹かな 牡丹という花は、夏の日盛りの光の下で、壮麗な色彩を強く照りかえすので、雄大でグロテスクな幻想を呼び起させる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蕪村の詩としては閻王の口や牡丹を吐んとす が最も有名であるけれども、単なる比喩以上に詩としての内容がなく、前掲の句の方が遥かに幽玄でまさっている。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
句の表現するものは、夏の炎熱の沈黙の中で、地球の廻転する時劫の音を、牡丹の幻覚から聴いてるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
広庭の牡丹や天の一方に 前の句と同じように、牡丹の幻想を歌った名句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ずっと後にかの地における切支丹迫害の歴史を読んで以来はこの貝の吸物が切支丹と一緒に思い出されるのも不思議であるが、要するにどちらも私にはかなりに官能的なものである。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
牡丹燈籠とかの活人形はその脇にあり。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
作例 · 標準
古墳時代には、壁画に丹が使われることが多かった。
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この地方の土壌は丹を多く含み、独特の赤みを帯びている。
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丹色の鳥居が、神社の神聖な雰囲気を際立たせている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
丹(たん、に、あか)
人物
- 燕太子丹 — 中国戦国時代・燕の太子。
出典: 丹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0