等高線
とうこうせん
名詞
標準
contour line
文例 · 用例
ここ「天地の境」五、六合目の等高線、森林を境として、山を輪切りにしたところの御中道を彷徨する私は、路の出入に随って、天に上り、地を下る、その間を、鳥と、虫と、石楠花が、永久|安棲の楽土としている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
九 乱雑の美 五、六合間の等高線をゆく、御中道の大沢近くくると、にわかに婉曲してひた下りに下る。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
等高線ただ一本の曲折だけでもそれを筆に尽くすことはほとんど不可能であろう。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
やはり二十メートルごとぐらいの等高線を入れてあったが、それが一見してほとんどいいかげんなでたらめなものであるということがわかった。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
等高線の屈曲配布にはおのずからな方則があっていいかげんなものと正直に実測によったものとは自然に見分けができるのである。
— 寺田寅彦 『地図をながめて』 青空文庫
又二十万分ノ一、ベルネル・オーベルランドの地形図 Leuzinger und Kutter: ―Karte des Berneroberlandes は、等高線のかわりに鬚線を用いたので、余りいいとは思われない。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
しかもほとんど等高線に沿うた路で、きわめて緩徐な登りであるから、歩いていてもそれと認められないほどである。
— 木暮理太郎 『皇海山紀行』 青空文庫
即ち千七百米の圏を有する峰で、其右の肩ともいう可き南に在る同じ等高線の一隆起よりは十五、六米は高いであろう。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
作例 · 標準
地図上の等高線を読み取り、山の傾斜を把握する。
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この地形図には、50メートルごとの等高線が描かれている。
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等高線が密になっている場所は、傾斜が急であることを示している。
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