奏でる
かなでる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #19093 · 青空 269 例
標準
to play an instrument (esp. string instruments)
文例 · 用例
我れと我が身に持て腦みて奧さま不覺に打まどひぬ、此明くれの空の色は、晴れたる時も曇れる如く、日の色身にしみて怪しき思ひあり、時雨ふる夜の風の音は人來て扉をたゝくに似て、淋しきまゝに琴取出し獨り好みの曲を奏でるに、我れと我が調哀れに成りて、いかにするとも彈くに得堪えず、涙ふりこぼして押やりぬ。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
カバレット・ポンペアの低い嬉びに、世界各国の鶏の歌奏でるユダの主人、私はシャンパン、緑色の天井、進撃勇ましい、桃色の月、見上げて、十人のコウカサスの女に接吻する。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
舞踊場で未来の墓誌銘に現代の道徳を刻んだ同志と、レムブルグ美容院の舞踊場の楽隊の奏でる哀悼歌に合唱して、米良は柩車のように螺旋をえがいて踊りながら、彼は絶えず東支那海の電信夫がもたらす秘密結社の女シイ・ファン・ユウの恋の便りを受取った。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
戎橋河畔の新京阪電車の広告塔のヘッド・ライトが、東道頓堀の雑鬧が奏でる都会の嗄れ声に交錯して花合戦の幕が切っておとされた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
構成派でもなければ写実派でもない……大地と大空とが直接に奏でる「人類文化」の噪音交響楽……徹底した真剣な音楽をシミジミと大地に横たわって聞く……そこに彼は、無限の新しい技巧を感得した。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
しかし木之助の奏でる胡弓を、松次郎のたたく鼓を、その合奏を愛している人々が全部なくなったわけではないのだ。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
ぼうっとなって歩いているうちに、やがてアセチリン瓦斯の匂いと青い灯が如露の水に濡れた緑をいきいきと甦らしている植木屋の前まで来ると、もうそこからは夜店の外れでしょう、底が抜けたように薄暗く、演歌師の奏でるバイオリンの響きは、夜店の果てまで来たもの哀しさでした。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
子路の奏でる音が依然として殺伐な北声に満ちていることを。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は優雅にヴァイオリンを奏で、観客を魅了した。
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夏の夜、庭でギターを奏でる音が心地よく響いていた。
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指が鍵盤の上を滑るように動き、美しいメロディを奏でる。
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オーケストラが壮大な音楽を奏で始めると、会場は静まり返った。
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標準
to dance
作例 · 標準
舞台上でバレリーナが軽やかに舞い、見る者を魅了した。
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祭りの広場では、民族衣装を着た人々が陽気に踊っていた。
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彼の動きは音楽と一体となり、まるで空間を奏でているかのようだった。
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