坑夫
こうふ
名詞
標準
The Miner (1908 novel by Natsume Sōseki)
文例 · 用例
炭坑夫をしたり、刑務所の内を潜つたり、しながら、東京へ流れついて、私たちのグループに入つた。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
掘鑿の坑夫は、今や昼夜兼行であった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
世話役が坑夫に、「もっと調子よくやれよ。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
一冬で、巨大な穴、数万キロの発電所の掘鑿をやるのには、ダイナマイトも坑夫も多量に「消費」されねばならなかった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
坑夫だって人間である以上、早仕舞いにして上りたいのは、他の連中と些も違いはなかった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
秋山は十年、小林は三十年、坑夫をやって来た。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
五人の坑夫、――秋山も小林も混って――は、各々口にバットを喞えて、見張からの合図を待っていた。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
ジゴマ帽から、目と口と丈け出した五人の怪物見たいな坑夫たちは、ベルが急調になって来て、一度中絶するのを、耳を澄まし、肩を張って待った。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
作例 · 標準
夏目漱石の『坑夫』は、主人公の心理描写が秀逸だ。
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彼は大学の授業で、漱石の『坑夫』を読み、深く感銘を受けた。
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『坑夫』は、漱石の初期の作品の一つとして知られている。
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ウィキペディア
『坑夫』(こうふ)は、夏目漱石の長編小説で、1908年(明治41年)の元日から、東京の『朝日新聞』に91回にわたって、大阪の『朝日新聞』に96回にわたって、掲載された。『虞美人草』についで、漱石が職業作家として書いた2作目の作品。
出典: 坑夫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0