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夭折

ようせつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
premature death
文例 · 用例
そしてこれが、夭折した富永である。
中原中也 夭折した富永 青空文庫
そしてこの苗の生長を楽しみにしておられた博士は不幸にして夭折されたのである。
寺田寅彦 郷土的味覚 青空文庫
近頃になつて、梶井君の夭折がまたつくづくと惜しまれる。
萩原朔太郎 本質的な文學者 青空文庫
ただ私の限りなく氏を愛敬してその夭折を傷む所以は、勿論、氏の態度や思想や趣味性に私と共鳴する所の多かつたにもよるが、それよりも更に大切なことは、氏の芸術が真に恐ろしい人間の生命そのものに根ざした絶叫であつたと言ふことである。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
これらのソネットは――さうしてよりほかには書けなかつたものでせうが――「悲歌」とその誕生を同じくしてをり、しかもそれが、私の欲することなしに、或る夭折した少女に關聯して突然浮かび上つたといふことは、それをば一層その源泉に近づけてをります。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke ドゥイノ悲歌 青空文庫
)(「ソネット」はかかる仕事の或る細部を、一人の夭折した少女の名と保護の下において、示してゐるのであります。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke ドゥイノ悲歌 青空文庫
年若くして逝つたものの傳説が、夭折者のまはりをとりかこむ人言が、彼等を覆ひかくすほどの長い歎きが、彼等を呼びかへさうとする聲、自然のなかにまで彼等を求めてやまない古代的な叫びが、――その歌のなかに彼等は一しよに入れられながら、互の姿を見ることのないあのリノス挽歌が。
「そしてこの稀有で、偉大で、しかも果敢ないもの、一個の詩人」 モオリス・ド・ゲラン 青空文庫
(まあ、それに額の立派なところ迄よく似ているわ――肩幅は少し広すぎるけれど……でも、お父さんは夭折なすったのだから、こんなに元気そうではなかったのに違いない……) 併し、彼女はあんまり長いこと、知らない若い男を瞶めているのは非常に不躾だと気がついたので、いそいで食事を済ませて卓子から離れた。
渡辺温 或る母の話 青空文庫
作例 · 標準
若くして夭折した芸術家の作品は、今も多くの人々に愛されている。
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彼の夭折は、文学界にとって大きな損失だった。
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歴史上の人物の中には、夭折したが後世に名を残した者が多い。
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