若死に
わかじに
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
early death
文例 · 用例
死にさえすれば、ことに若死にさえすればたいていの奴は天才になるに決まっているんだ。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
五十三で死んで、私は子供心には、そのとしがたいへんな老齢のやうに感ぜられ、まづ大往生と思つてゐたのだが、いまは五十三の死歿を頽齢の大往生どころか、ひどい若死にと考へるやうになつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
お二人はそれほどまでになすって、ごめいめいにお義理をつくしていらっしゃいましたが、そのうちに、若郎子皇子がふいにお若死にをなすったので、大雀命もやむをえず、ついにお位におつきになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
「吾これを老子に聞く」と孔子が言われた事は、日食変礼の事、若死には棺衣を用いること、伯禽為にするありしこと等、皆これ物事上のことである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
(永見はその後参謀部の有数な秀才と歌われていたが、惜しい事に大尉で若死にしてしまった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
有為の材を抱いて若死にしたものもあります。
— その後の弟子の事 『幕末維新懐古談』 青空文庫
こう煩悶ばかりをしていては若死にするほかはあるまいと命の心細さまでもそれに添えてお歎かれになった。
— 浮舟 『源氏物語』 青空文庫
宮と浮舟の姫君の関係もまたその人の死も何に基因するかも今は皆わかってしまった中の君は、姉の女王も妹の姫君も物思いがもとで皆若死にをしたあとに、自分だけが残っているのは感情の鈍い質であるからであろうか、それといってもいつまでも生きていられることかと心細く思った。
— 蜻蛉 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は才能を期待されながらも、病のために若死にしてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
あの伝説的なロック歌手の若死には、今でも多くのファンに惜しまれている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
親として、子供にだけは絶対に若死にしてほしくないと願う。
幻辭AI · gemini-2.5-pro