空母
くうぼ
名詞頻度ランク #15927 · 青空 7 例
標準
aircraft carrier
文例 · 用例
遭遇したアメリカ海軍の航空母艦から飛び立った戦闘機は、ピースボートを敵に見立てて、爆撃の練習でもやっているとしか思えない飛び方をします。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
島の向うに、台場のやうに浮んでゐるのは、航空母艦の赤城か、鳳翔なんだが、大概もう今では一見して、それと判別出来るほどになつてゐるのに、明る過ぎる陽炎にさへぎられて、かたちが定かに見えぬのであつた。
— 牧野信一 『岬の春霞』 青空文庫
旗艦「山城」が、一等巡洋艦「鳥海」「高雄」「摩耶」「愛宕」航空母艦「赤城」以下、第十駆逐隊「狭霧」「漣」「暁」を随へ、仄かなる春の霞みが岬の彼方に煙り初めたとは云へ、未だ如月の夢深い曙の波を蹴立てゝ、威風堂々、○○方面を指して遠洋航海の碇を巻いたのは、あの翌朝のことであつた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
何処にでも着陸するヱーロプレインうち出されて飛ぶ青野季吉はカタバルトジャアナリズムは彼の良き航空母艦。
— 詩集(11)文壇諷刺詩篇 『小熊秀雄全集-12』 青空文庫
インキの古さ加減を見れば、ちゃんと分るよ」「だってお前、政府の発表によると、太平洋でこれこれの空母が沈没した。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫
余は悲観調ならざるを得ない」委員連中「全く困る」「日本兵は乱暴だ」「気が変だ」長官「たった日本の体当り一機で、わが空母や戦艦や大型輸送船を一隻ずつ轟沈撃破せられてたまるものじゃない。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫
吾人の生産陣がいくら頑張ろうと、一週間に一隻の空母をこしらえるわけにはいかない。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫
いや一週間に一隻の割で空母をこしらえて行っても、現在のような夥しい被害では、それを補填することが出来ないのだ」委員A「長官に何か妙案はないのか」長官「妙案とて有るものか。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫