恥じ入る
はじいる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to feel deeply ashamed (of)
文例 · 用例
自分なども時々だいじな会議の日を忘れて遊びに出たり、受け持ちの講義の時間を忘れてすきな仕事に没頭していたり、だいじな知人の婚礼の宴会を忘れていて電話で呼び出されたりして、大いに恥じ入ることがあるが、しかたがないからなるべく平気なような顔をしている。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
川森は恥じ入る如く、「やばっちい所で」といいながら帳場を炉の横座に招じた。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
あなた様はあの……」 頭巾姿でそれと知ったものか、恥じ入るようにもじもじと赤くなりながら言おうとしたのを、主水之介は言うなとばかり手で押さえておいて、ばらりと頭巾を払いのけると、蒼白秀爽なあの顔に無言の威嚇を示しながら、黙ってお杉の方をにらみつけました。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
そして僕は、僕の自然に対する知識のはなはだ浅いのに、いつもいつも恥じ入る。
— 大杉栄 『獄中記』 青空文庫
そして僕は、僕の自然に対する知識のはなはだ薄いのに、毎度毎度恥じ入る。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
そうだとすれば、僕は人間の心の底に宿っているヒュウマニティの精神を嗤ったことになるので、如何にも自分のエゴイストであり、浅薄でもあることを恥じ入る次第である。
— 辻潤 『ふもれすく』 青空文庫
省みて恥じ入る外なし。
— 種田山頭火 『四国遍路日記』 青空文庫
またあるいは物事に当たりて行なうときはけっしてこれを悪事と思わず、毫も心に恥ずるところなきのみならず、一心一向に善きことと信じて、他人の異見などあれば、かえってこれを怒り、これを怨むほどにありしことにても、年月を経て後に考うれば、大いにわが不行届きにて心に恥じ入ることあり。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫
作例 · 標準
自分の浅はかさに「恥じ入った」。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite