境
さかい異読 きょう
名詞多音語頻度ランク #8604 · 青空 4408 例
標準
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文例 · 用例
神経的、或は潔癖精神的に幻想のげにも脆い臍の緒を掴へることによつて、心境の一断想を歌ふばかりである。
— 中原中也 『音楽と世態』 青空文庫
自力だけを恃み、方法を尽したところで舌鼓を打つて「あゝうまい」と思ふ境地は、絶対の力を俟つてこそ得られるのであつて自力をばかり恃んで、舌鼓を無理に打つてみても舌が荒れるくらゐのものである。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
而も、問題は、自力の尽きる所からが他力の境地であつて、その境地でしか点睛は描けぬといふことなのだ。
— 中原中也 『詩壇への願ひ』 青空文庫
あまりに自我の強い芸術は、無意識、つまり法悦的境地を欠くから、感覚の性質が如何によくとも、人をジツクリと楽ませることが出来ない。
— 中原中也 『詩壇への抱負』 青空文庫
――芸術といふものが、卑近な意味では、屡々女性的なものだとせられ、甚だしくは論理を無視する処から発生するとさへ考へられるにも拘らず、実は、芸術くらゐ論理的な謂はゞ男性的な性格と環境とを必要とするものはないやうに思はれる。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
扨、我々は、斯かる時にも猶環境の詮議を遂に女々しいことであるとした古人の考へに従ふべきであらうか?
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
新しい造型観念が表現派、野獣派、立体派、超現実派、ピュリズムとなつて生じたやうに、新文学も新しい環境に応じた表現を発見しなければならない」云々。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
窓の外は真つ暗で、硝子に額をすり寄せて見ても森と空との境界も漸く見分けられるくらゐであつた。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
作例 · 標準
国境の境には、厳重な警備が敷かれている。
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彼の家と私の家の境には、低い生垣がある。
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夢と現実の境が曖昧になるような不思議な体験をした。
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標準
turning point
作例 · 標準
彼の人生において、大学進学は大きな境だった。
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病気をきっかけに、彼は人生の境を迎えた。
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このプロジェクトの成功が、会社の業績の境となるだろう。
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area
作例 · 標準
その山奥は、未開の境として知られている。
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精神世界という境は、探求しがいのあるものだ。
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彼は、芸術と科学の境で研究を続けている。
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標準
psychological state
作例 · 標準
禅の修行によって、彼は無の境地に達した。
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瞑想によって、心が落ち着いた境地にたどり着いた。
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苦難を乗り越え、彼は悟りの境地を開いた。
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cognitive object
作例 · 標準
仏教では、外界のあらゆるものが認識の境となる。
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彼は、芸術作品を単なるモノではなく、深い意味を持つ境として捉えていた。
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認識論において、いかにして境を把握するかが重要なテーマだ。
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ウィキペディア
境(さかい)とは、政治、行政、言語、食文化等を区切る地理的な境目のこと。
出典: 境 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0