玉砂利
たまじゃり
名詞
標準
gravel
文例 · 用例
重い閂のかかった両扉の門柱の間から玉砂利が見えた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
そこの一隅、玉砂利の上に屈みこみ、陽光のなかに立ち昇る線香の淡い煙を、肩先に受けて、黒御影石の石碑に向い両手を合せてる、そのあなたの姿は、もう未亡人ではありませんでしたよ。
— 豊島与志雄 『未亡人』 青空文庫
さういふ平地を河は大きくうねつて、玉砂利の磧がたいへん白く広く見える。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
靖国神社の神殿の前へひざまずいて、清作さんは、低く頭をたれたときには、すでに討死して護国の英霊となった、戦友の気高い面影がありありと眼前にうかんできて、熱い涙が玉砂利の上にあふれ落ちるのを禁じえませんでした。
— 小川未明 『村へ帰った傷兵』 青空文庫
ヘッド・ライトで樹墻を照しながら、玉砂利の道をうねりあがって行くと、ひろびろとした園遊会向きの芝生のむこうに、柱廊のある美しい正面が見えた。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
」「どちらでも」 冷蔵庫のあるほうへ立ちかけたとき、玄関の玉砂利を踏んでくる靴の音がきこえた。
— 久生十蘭 『あなたも私も』 青空文庫
玄関までの玉砂利も綺麗に掃き清められて、尼寺にふさわしく、楚々たる感じにあふれていた。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
なだらかな玉砂利の道を登って行くと、まず聖武天皇の御陵がある。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
作例 · 標準
神社の参道には玉砂利が敷き詰められており、歩くたびにジャリジャリと音がする。
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庭に玉砂利を敷くことで、雑草の繁殖を抑えつつ見た目を整えることができる。
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玄関先に白い玉砂利を配し、モダンな和風庭園を演出した。
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