博愛家
はくあいか
名詞
標準
philanthropist
文例 · 用例
經濟學者、博愛家、人道家、勞働階級の状態改善者、慈善事業者、動物虐待防止會員、禁酒會員、その他種々雜多の小改良主義者は、みなこれに屬してゐる。
— カール・マルクス 『共産黨宣言』 青空文庫
吾人はかくのごときことの、世のいわゆる慈善家・道徳家・博愛家の丹心より出でずしてかえってかのただ利これ汲々たるの商人より出でたることを見て、理論の実に価値なくしかしてその価値あるの理論は人間の自愛心と一致せざるべからざるものなることを知れり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
なるほど誠心誠意、寄附申込書をかかえて軒なみを駈けずり廻りはするが、そのくせ出入りの仕立屋やおさんどんの仕払いはしない――そんな博愛家そんな同情家が私たちのあいだには何人いるかしれません。
— ЖЕНА 『妻』 青空文庫
オウイン氏は思うに真の博愛家であり、幾多の功績を挙げている。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
この後者の人々は英国の最上等の人々ではなく、ただ、たぶん最上の博愛家たちであるだけだ。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
博愛家はあまりにしばしば、雰囲気として彼自身の脱ぎすてた悲しみの記憶をもって人類を取囲む。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
傳道に熱心で、生活にも行動にも少しも恥づべき點などはないのに、彼には眞摯なクリスチァンや、實行的な博愛家の當然の報酬であるべき心の朗らかさや、内心の滿足を樂しむといふ風が見えなかつた。
— ブロンテイ 『ジエィン・エア』 青空文庫
前もって遠慮のない意見を述べるならば、彼はわずかに若き博愛家にすぎず、修道院の生活にはいったのも、ただその生活が彼の心をうち、いわば世界悪の闇から愛の光明を願い求める彼の魂の究極の理想として、そのころの彼の心に映じたからである。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
作例 · 標準
地域社会の発展に貢献する彼女は、まさに博愛家(はくあいか)と呼ぶにふさわしい人物だ。
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慈善事業に生涯を捧げた彼は、多くの人から博愛家(はくあいか)として尊敬されている。
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その財団は、著名な博愛家(はくあいか)によって設立された。
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