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転宅

てんたく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
changing residence
文例 · 用例
どこへ住居を定めあるいは就職しても何となく面白く行かないで、次から次へと転宅あるいは転職する人のうちにはこの猫のようなのもあるいはあるかもしれない。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
その間に二、三度転宅したが、それは単に番地の変更に止まって、とにかくに元園町という土地を離れたことはない。
岡本綺堂 思い出草 青空文庫
彼はその時、家族を背負つたまま十数度も京摂の間に転宅して廻つたので、住家の安定といふことには自信が無くなつてゐた。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
あれでもね、おばあさんには大変気の毒がってね、(お年寄がようよう落着なされたものを、またお転宅は大抵じゃアあるまいから、その内可い処があったら、御都合次第お引越しなさるが可し、また一月でも、二月でも、家においでになっても差支えはございませんから)ッて、それッきりになってるのよ。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
近頃ふと思い出して、ああしておいては転宅の際などにどこへ散逸するかも知れないから、今のうちに表具屋へやって懸物にでも仕立てさせようと云う気が起った。
夏目漱石 子規の画 青空文庫
その節、彼の三河屋の老人と心やすくなって三河屋の仕事をしたことは前に話しましたが、その関係上、少しでも三河屋の方に近くなる方が都合がよかったので、老人の勧めもあって、仲御徒町一丁目三十七番地へ転宅しました。
大病をした時のことなど 幕末維新懐古談 青空文庫
その間に二、三度転宅したが、それは単に番地の変更にとどまって、とにかくに元園町という土地を離れたことはない。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
師匠東雲師の住居は駒形にあったが、その時分蔵前の北元町四番地へ転宅することになった。
堀田原へ引っ越した頃のはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
作例 · 標準
家族が増えて手狭になったため、広い一軒家へ転宅することにした。
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彼は転宅の挨拶として、向こう三軒両隣の家にタオルを持って回った。
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引越しの業者のトラックが到着し、ようやく転宅作業が本格的に始まった。
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ウィキペディア

『転宅』(てんたく)は古典落語の演目。別名に『義太夫語り』(ぎだゆうかたり)。さる豪商の妾宅に忍び込んだ泥棒が、家主である妾にやりこまれる滑稽噺。

出典: 転宅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0