差別的
さべつてき
形容動詞
標準
discriminatory
文例 · 用例
科学上ではなんらかの画紀元的の進展を与えた新しい観念や学説がほとんど皆すぐれた頭脳の直観に基づくものであるという事は今さらに贅言を要しない事であるにかかわらず、昔も今も通有な一種の偏狭なアカデミックの学風は、無差別的に直観そのものを軽んじあるいは避忌するような傾向を生じている。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
されば和歌と俳句とは、その外観の著るしい差別的対照にかかわらず、本質上に於て全く同じ抒情詩であることが解るだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
私が、若い頃マドロスとして、印度あたりまで行つた時、欧米人などに、どことなく差別的に見られたりして「こいつはいけない」と思つてから、私はヨーロッパ人だから優越してゐるとも思はない代りに、インド人でもアフリカ人でも、支那人でも、朝鮮人でも、私よりも劣つてゐるなどとは思はなくなつてゐた。
— 葉山嘉樹 『万福追想』 青空文庫
國民ガ平等ニ國家的保障ヲ得ルコトハ益々國民ノ自由ヲ伸張シテ其ノ差別的能力ヲ發揮セシムル者ナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
しかし我々の種々なる差別的知識とはこの実在を反省するに由って起るのであるから、今この唯一実在の成立する形式を考え、如何にしてこれより種々の差別を生ずるかを明にしようと思う。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
今この唯一の実在より如何にして種々の差別的対立を生ずるかを述べて見よう。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
学問や道徳は個々の差別的現象の上にこの他力の光明に浴するのであるが、宗教は宇宙全体の上において絶対無限の仏陀その者に接するのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
この言葉は左翼運動の他の場面に働く人々の困難、刻苦に比べて作家は同じ世界観の下にあるとはいえ、その日常の暮しは小市民的な安らかさと物質の世俗的な豊かさの可能に置かれ、小説を書いておればいいのだからという、差別的な理解の上に言われた言葉であった。
— ――文芸時評―― 『ヒューマニズムへの道』 青空文庫
作例 · 標準
「その発言は、非常に差別的であり、許容できません。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「このような差別的な政策は、早急に見直されるべきです。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、人種差別的な言動を繰り返す人物として知られています。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite