骨牌
こっぱい
名詞
標準
playing cards
文例 · 用例
またこの言葉は、おそらく蕪村が幼時に記憶したイロハ骨牌か何かの文句を、追懐の聯想に浮べたもので、彼の他の春の句に多く見る俳句と同じく、幼時への侘しい思慕を、恋のイメージに融かしたものに相違ない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
古来難解の句と称されているが、この句のイメージが表象している出所は、明らかに大阪のいろは骨牌であると思う。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
東京のいろは骨牌では、イが「犬も歩けば棒にあたる」であるが、大阪の方では「鰯の頭も信心から」で、絵札には魚の骨から金色の後光がさし、人々のそれを拝んでいる様が描いてある。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
或る元日の朝、蕪村はその幼時の骨牌を追懐し、これを初日出のイメージに聯結させたのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
骨牌のような札の片側には「自」反対の側には「他」と書いてある。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
あの蠱惑的な不思議な町はどこかまるで消えてしまって、骨牌の裏を返したように、すっかり別の世界が現れていた。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
それから私達は骨牌で狐と狸という競技をするのだが、狐になったずるい彼女のために散々狸の私は打ち負かされてしまうのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
事の起因を按ずるに、去年秋雨の降くらす、奥の座敷に、女ばかり総勢九人、しかも二組になって御法度の花骨牌。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
正月に親戚が集まると、夜遅くまで骨牌に興じて盛り上がるのが恒例だ。
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古い蔵の奥から、色鮮やかな絵が描かれた珍しい骨牌が見つかった。
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彼は骨牌の扱いが非常に手慣れており、鮮やかな手つきでカードを配る。
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標準
mahjong tiles made of animal bone
作例 · 標準
祖父の形見である麻雀牌は、獣骨を削って作られた本物の骨牌だ。
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骨牌特有の重みと冷たい手触りが、対局の緊張感をより一層高めてくれる。
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職人が一つ一つ彫り上げた骨牌には、現代のプラスチック製にはない独特の趣がある。
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ウィキペディア曖昧さ回避
骨牌(こっぱい) 牛骨、象牙などで作られた牌。特に麻雀牌および、牌九の牌。 かるたの当て字のひとつ。 上記より転じ、ゲームに用いられるカード・札等の用具の総称。 かつての日本の「骨牌税」についてはトランプ類税#沿革を参照。
出典: 骨牌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0