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閉炉

へいろ
名詞動詞-サ変
1
標準
closing of the fireplace in a Zen temple (first day of the 2nd month)
文例 · 用例
二年兵の食器洗い、練兵、被服の修理、学科、等々、あとからあとへいろ/\なことが追っかけて来るのでうんざりする。
黒島傳治 入営前後 青空文庫
幼い女児二人は縁側へいろいろなお花を並べて花屋さんごっこをする事もある。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
宅の花壇へいろいろの草花の種をまいてみるようなものである。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
このごろ客が立て込んだが、今日は誰も来ず、天気は可し、早咲の菊を見ながらちょうどお八ツ時分と、お茶お菓子を下さいまして、私風情へいろいろと浮世話。
泉鏡花 政談十二社 青空文庫
いゝわね、十歳も年上の女のあとを追って、山又山の奥へ、手鍋を提げる助手に行くなんて、とんだ色気のある園芸手だわ」 案の定、葛岡は「なに、安宅先生へいろ気」と振返り、わたくしのわざとする勘違いを真正面に取って受け、その無理解の口惜しさに殆ど力も脱かれたらしく、逡巡して、はー、と息を吐きました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
そして、そこへいろいろの家来たちを、うやうやしく出たりはいったりおさせになりました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
「しばらく園を見なかったが、珍珠蘭が枯れてるじゃないか」 方棟は蘭が好きで、園へいろいろの蘭を植えて日常水を漑けていたが、目が見えなくなってからはそのままにしてあったので、その言葉を聞くと遽てて細君に言った。
田中貢太郎 瞳人語 青空文庫
これには善昌もまったく困って、信者にはいい加減の出たらめを云って、誤魔化しておいて、お国の方へいろいろに泣きを入れると、お国もようよう納得して、きっと覚光と手を切るならば戻してやると云って、十五日の夜ふけにかの木像を返しに来たんです。
蝶合戦 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
厳しい冬の寒さが和らぎ、梅の花が咲き始める頃、修行僧たちは堂内の暖炉を片付ける閉炉の行事を行った。
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閉炉の日を境に、寺院の食事も冬の献立から春の野菜をふんだんに使った精進料理へと切り替わる。
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観光客が去った静寂のなか、住職は閉炉の作法に従って丁寧に灰を均し、冬の終わりを実感した。
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