貧相
ひんそう
形容動詞名詞頻度ランク #38926 · 青空 184 例
標準
poor-looking
文例 · 用例
汚れた手拭で頬冠りをして、大人のような藍の細かい縞物の筒袖単衣の裙短なのの汚れかえっているのを着て、細い手脚の渋紙色なのを貧相にムキ出して、見すぼらしく蹲んでいるのであった。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
本署からは剛腹で有名な巨漢の司法主任|馬酔警部補と、貧相な戸山警察医のほかに、刑事が二名ばかり来ていた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
この画にくらべると、自分の画は、何か、かさかさしてゐて貧相であつた。
— 新美南吉 『耳』 青空文庫
「とに角、貧相な先生だ。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
目の前にして見ると、額の狹い、頬骨の角張つた、そして痩せこけた先生の顏附は、如何にも貧相で、如何にも神經質らしい感じを深くした。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
その身動きもしない先生の貧相な姿を見てゐると、私は一種の重苦しい壓迫が自分の胸に迫るのを感ぜずにはゐられなかつた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
あの人は、何かと気が弱く、それに、せんの女に捨てられたような工合らしく、そのゆえに、一層おどおどしている様子で、ずいぶん歯がゆいほど、すべてに自信がなく、痩せて小さく、お顔も貧相でございます。
— 太宰治 『皮膚と心』 青空文庫
いつもあの人は、自分を卑下して、私がなんとも思っていないのに、学歴のことや、それから二度目だってことや、貧相のことなど、とても気にして、こだわっていらっしゃる様子で、それならば、私みたいなおたふくは、一体どうしたらいいのでしょう。
— 太宰治 『皮膚と心』 青空文庫
作例 · 標準
久しぶりに会った彼は、すっかり痩せこけて貧相な顔つきになっていた。
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立派なスーツを着ているのに、自信なさげな態度のせいでどこか貧相に見える。
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安っぽいメッキが剥がれたその指輪は、かえって貧相な印象を与えた。
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標準
scrawny (e.g. figure)
作例 · 標準
彼は背が高いが、肩幅が狭くて貧相な体つきをしている。
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厳しい冬を越した野良猫は、毛並みも悪く貧相な姿で現れた。
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モデルにしては少し胸元が貧相すぎるのではないかと、デザイナーは漏らした。
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