連山
れんざん
名詞
標準
mountain range
文例 · 用例
磁石とコンパスでこれらの雲のおおよその方角と高度を測って、そして雲の高さを仮定して算出したその位置を地図の上に当たってみると、西は甲武信岳から富士箱根や伊豆の連山の上にかかった雲を一つ一つ指摘する事ができた。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
それに反して、日本の山々は、富士、白山、立山、三|禅定の神社はいうも更なり、日本北アルプスの槍ヶ岳や常念岳の連山にしてからが、石垣を積み、櫓をあげ、層々たる天主閣をそびやかした松本城を前景に加うることなしに、人間味と原始味の併行した美しさを高めることは出来ない。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
長屋の背後の二すじの連山には、茅ばかりが、かさ/\と生い茂って、昔の巨大な松の樹は、虫歯のように立ったまゝ点々と朽ちていた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
すなわち東西に走る連山が南北に走る断層線で中断されたものである。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
僕は折り折り郊外を散歩しますが、この頃の冬の空晴れて、遠く地平線の上に国境をめぐる連山の雪を戴いているのを見ると、直ぐ僕の血は波立ちます。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
林の奥に座して四顧し、傾聴し、睇視し、黙想す」十一月四日――「天高く気澄む、夕暮に独り風吹く野に立てば、天外の富士近く、国境をめぐる連山地平線上に黒し。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
屋後の丘に立ちて望めば富士山真白ろに連山の上に聳ゆ。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
足元からすこしだらだら下がりになり萱が一面に生え、尾花の末が日に光っている、萱原の先きが畑で、畑の先に背の低い林が一|叢繁り、その林の上に遠い杉の小杜が見え、地平線の上に淡々しい雲が集まっていて雲の色にまがいそうな連山がその間にすこしずつ見える。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
作例 · 標準
飛行機の窓から、雪を頂いたアルプスの雄大な連山が見えた。
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夕日に染まる赤石連山は、息をのむほど美しい光景だった。
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あの連山の向こう側が、私たちが目指す目的地だ。
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標準
Lian Shan (Xia-period method of Chinese divination)
作例 · 標準
古代中国の占術である『連山』は、夏王朝で用いられたと伝えられているが、その詳細は謎に包まれている。
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彼は古代の易経に興味を持ち、現存しないとされる『連山』や『帰蔵』についても研究している。
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周の時代に確立された『周易』に対し、『連山』と『帰蔵』はさらに古い時代の占いの形式だと考えられている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
連山 山の連なり。⇒山脈・連峰 中島十八試陸上攻撃機「連山」。第二次世界大戦当時の日本海軍の飛行機(爆撃/雷撃機)。⇒連山 (航空機) 中国広東省にある連山チワン族ヤオ族自治県。 中国遼寧省葫芦島市連山区。 中国四川省徳陽市広漢市連山鎮。 中国湖南省懐化市会同県連山郷。 古代中国の占法。三易の一つ。
出典: 連山 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0