地異
ちい
名詞頻度ランク #24164 · 青空 17 例
標準
natural disaster
文例 · 用例
これが、二年、三年、あるいは五年に一回はきっと十数メートルの高波が襲って来るのであったら、津浪はもう天変でも地異でもなくなるであろう。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
「雨ふれば北にたなびく天雲を君によそへてながめつるかな」、「北へ行く夕の雲の大空にかさなるみれば雨はふりつゝ」などいへる、地異なり時異なれば、たがひあるべき道理ながら、思ひくらぶれば、如何にも那方かいつはりなるべきやう浅まなる心には思はるゝを免れず。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
そういう不安をさらにあおり立てでもするように、ことしになってからいろいろの天変地異が踵を次いでわが国土を襲い、そうしておびただしい人命と財産を奪ったように見える。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
国際的のいわゆる「非常時」は、少なくも現在においては、無形な実証のないものであるが、これらの天変地異の「非常時」は最も具象的な眼前の事実としてその惨状を暴露しているのである。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
そんな天変地異をも平気で受け入れ得た彼自身の自棄が淋しかったのだ。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
未來に生ずべき天變地異を感知して居る。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
あの上古から近世の始めにかけて、マンモスや怪竜の群の如く、地球上を横行していた巨大な長篇韻文が、最近二三世紀の間にかけて、一時に没落してしまったと言うことは、たしかに夢のような天変地異を感じさせる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
然し戰爭は決して地震や海嘯のやうな天變地異ではない。
— 石川啄木 『大硯君足下』 青空文庫
作例 · 標準
近年、世界各地で異常気象による地異が頻発している。
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予期せぬ地異に見舞われ、多くの人々が家を失った。
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古代の人々は、地異を神の怒りだと考えていた。
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