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昵懇

じっこん異読 じゅこん・じゅっこん
名詞形容動詞多音語頻度ランク #37705 · 青空 171
1
標準
intimacy
文例 · 用例
沖に出たらば暗いでせう、櫂から滴垂る水の音は昵懇しいものに聞こえませう、――あなたの言葉の杜切れ間を。
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
伯母は蛍雪館が下町に在った時分姉娘のお千代を塾で引受けて仕込んだ関係から蛍雪とは昵懇の間柄であった。
岡本かの子 食魔 青空文庫
「実は、我が昵懇のものであるでの。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
それは、浅井と越前の朝倉とは、代々|昵懇の間柄であるから、今後朝倉とも事端をかまえてくれるなと云うのであった。
菊池寛 姉川合戦 青空文庫
既に秀吉は自ら京に留り、山崎宝寺に築城して居住し、宮廷に近づき畿内の諸大名と昵懇になり、政治に力を注いだから、天下の衆望は自ら一身に集って来た。
菊池寛 賤ヶ岳合戦 青空文庫
夫人は昵懇らしい百姓家に、馬を預け飼料をやるように頼むと、鞭をステッキのように持ったまま青年と並んでグリーン・ホテルへ行く坂道を歩き出した。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
それは虫の好かぬ惣八郎と、努めて昵懇になろうとすることであった。
菊池寛 恩を返す話 青空文庫
もし、それが成功したら、嫌な人間から恩を受けているのではなくして、昵懇の友人から受けていることになると思った。
菊池寛 恩を返す話 青空文庫
作例 · 標準
二人は幼い頃からの昵懇の間柄で、互いの些細な変化にもすぐに気づく。
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長年の共同作業を通じて、チームメンバーの間には強い昵懇の絆が生まれた。
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祖父と祖母の昵懇ぶりは、まるで恋人同士のようで、見ているこちらも温かい気持ちになる。
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