無灰
むかい
名詞-の形容詞
標準
ashless
文例 · 用例
ちっとも手むかいせずに、こっちの殴った手へべっとりくっついて来る」急に真剣そうに声をひそめて、「あいつ、菊の手を平気で握りしめたんだよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
そこから中座の筋むかい、雁治郎飴の銀杏返しに結った娘さんから、一|鑵、ゆいわたを締めつけるように買ってきた包のなかから、古典の都市がちらちら介在する。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
暫らくして彼は変に陰気な眼つきで健二の顔をうかゞいながら、「お上に手むかいしちゃ、却ってこっちの為になるまいことい。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
同様に手むかいをする百姓のだと思って、故意に厳重に処置をした。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
ここらは一種の寺町ともいうべきところで、両側に五、六軒の寺がむかい合っていて、古い練塀や生垣の内から大きい樹木の枝や葉の拡がっているのが、宵闇の夜をいよいよ暗くしていた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
「しばらく誰も来なかったかい」「しばらく誰も来なかった」「来ないとひがむかい」 こんどは堯が黙った。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
その茶の室の長火鉢を挟んで、差むかいに年寄りが二人いた。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
此方は裏木戸のあき地にて、むかいに小さき稲荷の堂あり。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
作例 · 標準
このエンジンオイルは、環境に配慮した無灰タイプだ。
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燃焼後に灰を残さない無灰燃料の開発が進んでいる。
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無灰の潤滑油は、特定の工業用途で重宝される。
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