向い
むかい
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #3572 · 青空 467 例
標準
facing
文例 · 用例
」小坂氏は、ふり向いてその写真をちらと見て、「長女の婿でございます。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
先生は、そっぽを向いて、暫く黙って考えて居られたが、やがて、しぶしぶ首肯せられた。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
だがもし、音楽よりも文学にだとか、文学よりも絵画に関心は向いてゐるといふやうなことならば、此の場合私には分らない。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
もう一度彼女は頭をのぞけて、「ばかァ」と云つたが、魚屋はお祖母さんの方を向いたツきりだつた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
見えなくならうとする前に彼は一寸振向いて、「お嬢さんさよなら」と、高い声で巫戯けて云つた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
小林の言葉で云へば、私の「生理の秘密」が、詩に向いてゐたのである。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
――耕二はそのガシヤガシヤの手を襖の把手に手を掛けた儘、此方を向いて口をムツチリさせてゐた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
それで私も庭の方を向いて眺めるともなしに躑躅の根本の所を眺めた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
作例 · 標準
駅のホームの向かいには、古い時計台が見える。
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彼女は彼の向かいに座り、じっと話を聞いていた。
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向かいの家に新しい家族が引っ越してきた。
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