宿怨
しゅくえん
名詞
標準
old grudge
文例 · 用例
道衍と建文帝と、深仇宿怨あるにあらず、道衍と、燕王と大恩至交あるにもあらず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
とにかく、光秀としては宿怨を晴らし、たった十一日間にしろ京師に号令したのだから、石田三成に比べると、そう口惜しくはなかったに違いない。
— 菊池寛 『山崎合戦』 青空文庫
秀吉にとって北条氏は全滅させなければならぬ程の宿怨があるわけでないからだ。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
かゝる怨家の胎内より薄運の二|情人、惡縁慘く破れて身を宿怨と共に埋む。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
」 K―はその井戸に、宿怨でもありさうに言つた。
— 徳田秋聲 『和解』 青空文庫
天津ノ城主工藤吉隆の招請に応じて、おもむく途中を、地頭東条景信が多年の宿怨をはらそうと、自ら衆をひきいて、安房の小松原にむかえ撃ったのであった。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
関ヶ原以来の宿怨といったようなものがついて廻るからな。
— めいろの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
彼は親の権威を頑固に守り通していたし、家代々の宿怨におそろしく意地張りであったのだ。
— ある旅人の話 『幽霊花婿』 青空文庫
作例 · 標準
長年の宿怨は、ついに悲劇的な結末を迎えてしまった。
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二つの家系に伝わる宿怨は、数世代にわたって続いていた。
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彼は、家族にかけられた呪いを解くため、宿怨の根源を探った。
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