エポック
エポック
名詞
標準
epoch
文例 · 用例
即ちこの詩集によつて、正に時代は一つのエポックを作つたのである。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
即ち近代詩壇にエポックした、例の象徴派の運動がこれである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ルノアル自身のエポックを劃したとも言われているんです。
— 太宰治 『リイズ』 青空文庫
不思議にもこの中坂は文豪馬琴の史蹟であると共にまた、明治の文学史に一エポックを作った硯友社の発祥地でもある。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
紅葉の芸術的天分はエポックを画するだけの十分な力を持っていたが、それよりもなお一層|勝れていたのは傘下の英才を統率して芸術的地盤を固めた政治的手腕であった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
続いて金港堂から美妙斎を主筆とした『都之花』とが発行されて、純文芸雑誌としてのエポックを作ったので、美妙斎の名は忽ち喧伝されて、トントン拍子に一方の旗頭と成済ましてしまった。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
S・S・S即ち鴎外の新声社派の「おも影」が『国民之友』に載って読書界を騒がしたのはこの年の夏の第二回の特別附録の時であって、美妙は文壇的には鴎外よりも早く、春廼舎に次いでのエポック・メーカーであった。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
未成品であっても明治の文学史に燦爛たる頁を作るエポック・メーキングの名著である。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
作例 · 標準
活版印刷の発明は、知識の普及における新たなエポックを画した。
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アポロ計画は、宇宙探査の歴史における重要なエポックを代表するものだ。
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量子コンピューティングにおいて、安定した量子ビットの開発は、新しいエポックをもたらす可能性がある。
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冷戦の終結は、世界の政治にとってエポックを定める出来事だった。
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