算木
さんぎ
名詞
標準
sticks used for calculations
文例 · 用例
少々寒し、不景氣な薄外套の袖を貧乏ゆすりにゆすつて居ると、算木を四角に並べたやうに、クツシヨンに席を取つて居た客が、そちこちばら/\と立掛る。
— 泉鏡太郎 『雨ふり』 青空文庫
筮竹の長袋を前半じゃ、小刀のように挟んで、馬乗提灯の古びたのに算木を顕しましたので、黒雲の蔽かぶさった、蒸暑い畦を照し、大手を掉って参ります。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」「はい、卜をいたしますが、旦那様、あの筮竹を読んで算木を並べます、ああいうのではございません。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
売卜者算木をさめて、昼顔の香は蒸しにけり。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
そこで易などに凝り初めて算木を寄せたり筮竹などをジャラジャラやり出した。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
私の亡夫なぞは道楽の方で、能く出掛けては見て貰つたが、誰のは筮竹の揉み方が勿体振つてるとか、算木の置き方が巧者だとか、そんな事ばかり云つて、肝腎占なつて貰つた事はケロリと忘れて念頭に無かつた。
— 内田魯庵 『人相見』 青空文庫
学者の部屋は八畳で、机の上には算木と筮竹の置いてある傍に、真勢中州伝や文言伝、説卦伝など、易の十翼中の数冊の古本が乱れているだけで、学者は床から這い上って来ると、「どうじゃ。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
ところが、占筮の法は学者のいままで語った前置きに較べると、はるかに簡単なもので、ただ大道易者のやるように筮竹を割り、算木を置いて現れた卦に判断を下せば良いのであった。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
作例 · 標準
昔の数学者は、算木を使って複雑な計算を行っていたそうだ。
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江戸時代の和算では、算木を並べて数値を表し、演算を進めた。
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「これ、算木って言うんだ。昔の電卓みたいだね!ちょっと触ってみたい。」
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標準
divining rods
作例 · 標準
占い師は、算木を振ってその配置から未来を読み解こうとした。
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古代の儀式では、算木が神聖な道具として用いられることがあった。
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「え、これも算木って言うの?計算じゃなくて占い用なんだ!面白いね。」
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