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和算

わさん
名詞頻度ランク #42222 · 青空 364
1
標準
Japanese mathematics
文例 · 用例
赤い毛氈を掛けた机の上には何時でも父の好きな書籍が載せてありましたが、時には和算の道具などの置いてあるのを見かけたことも有ります。
島崎藤村 幼き日 青空文庫
岸本は赤い毛氈を掛けた父の机の上に父の好きな書籍や、時には和算の道具などの載せてあったことを記憶でまだありありと見ることが出来た。
島崎藤村 新生 青空文庫
父吉左衛門は和算を伊那の小野村の小野|甫邦に学んだ人で、その術には達していたから、半蔵も算術のことは父から習得した。
第一部上 夜明け前 青空文庫
なお、和算と洋算とを学校に併せ用いたいとの彼の意見にひきかえ、筑摩県の当局者は洋算一点張りの鼻息の荒さだ。
第二部下 夜明け前 青空文庫
爾後明治の初年に至るまで多くの和算家が輩出したが、この一事は日本人においてもまた抽象的論理的能力が決して欠けているものでないことを示す一つの実証として、われわれの大いに意を強うするに足りるものである。
石原純 日本文化と科学的思想 青空文庫
つまり、これらの和算家のとりあつかった問題はすべてそれ自身知能的技術を誇示するものでしかなかった。
石原純 日本文化と科学的思想 青空文庫
この和算がなぜ西洋の数学に変えられたかと云うことについては、いろいろの理由もあるのですが、大体には運算の方法がめんどうであったり、またごく特別な問題だけを主にしていましたので、それよりも広い西洋の数学で置き換えられることになったのでした。
石原純 關孝和 青空文庫
しかしそれにしても、かなりに古い頃にこのような和算が我が国で発達したということは、大いに注目されなくてはならない事がらでもあり、それについて誰しもが幾らかは知っておかなくてはならないのであるとも思われるのです。
石原純 關孝和 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代には、鎖国下で独自の和算が発展した。
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ウィキペディア

和算(わさん)は、中国の伝統数学の系譜を引く日本の算術体系。『和算』という語は、明治期に、当時流入した『洋算』(西洋数学)と対比するために作られ、主に江戸時代の数学を指すが、西洋数学導入以前の数学全体を指すこともある。特に関孝和以降、高度に発展した。

出典: 和算 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0