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成り上がり者

なりあがりもの
名詞
1
標準
upstart
文例 · 用例
四十歳前後の、成り上がり者らしいタイプ。
平林初之輔 探偵戯曲 仮面の男 青空文庫
成り上がり者の官吏の中にはむやみといばりたがるような乱暴なやつが出て来る。
第二部下 夜明け前 青空文庫
成り上がり者や王侯に見るような横柄な傲慢さで、芸術にまで関与していた皇帝は、ハスレルの名声を世間の醜怪事と見なして、機会あるごとにはかならず、彼の厚顔な作品にたいして軽侮的な冷淡さを示していた。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
それゆえ彼らには、その成り上がり者的な紳士気取りの考えによって、上品な社会の理想だと思うようなもの以外は、何一つ描くことができなかった。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
それゆえに、芸術家らの言説に反して成り上がり者の深い凡俗性の匂いがしてる時代においては、この芸術が花を咲かせる機会をあまりもたないことは、自然の理である。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
金モールを載せて轣轆と帝都を駛る貴顕大官の馬車や、開港場の黄金時代に乗って、大廈高楼に豪杯を挙げている無数の成り上がり者をながめて――一体、こういう人間を作るために、維新は幕末の永い間を、あんなに幾多の尊い人血をながしたのだろうか。
吉川英治 旗岡巡査 青空文庫
――あの成り上がり者が。
吉川英治 茶漬三略 青空文庫
何事もまず、信忠を奉じなければならないし、その信忠の帷幕にある諸大将はみな秀吉を見るにまだ一個の「成り上がり者」を以てし「あの猿が」を口癖に出す先輩たちであった。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
作例 · 標準
古くからの地主たちは、新しく越してきた成り上がり者の彼を冷ややかな目で見ていた。
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成り上がり者と馬鹿にされても、彼は実力で周囲を見返そうと努力を続けた。
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派手な生活をひけらかす彼は、周囲から所詮は成り上がり者だと陰口を叩かれている。
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