老身
ろうしん
名詞
標準
old bones
文例 · 用例
三月二十四日辛巳初春、殘寒未去時、氷谷博士遊于志賀高原、見寄殘雪句、(残雪や浮世の風の来ぬあたり、)賦詩乞正當年同是讀書人 当年同じく是れ読書の人、今日獨空歎老身 今日独り空しく老身を歎ず。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
二月二十三日定京洛寒徹骨の詩を見たまひて、須磨伯父上わざわざ真綿入りの股引きを郵送され、今また遠くより木炭を持たせて使を寄越されたれば、痛み入りつつ、礼状のはしに書きつけし一首揀得幽居寄老身 幽居を揀び得て老身を寄す、門前掃迹馬蹄塵 門前迹を掃ふ馬蹄の塵。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
○慰むる心はなしに雲隠り鳴き往く鳥の哭のみし泣かゆ 〔巻五・八九八〕 山上憶良 山上憶良の、「老身重病経年辛苦、及思児等歌七首長一首短六首」の短歌である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
思うてここに至れば、四恩の広大にして無辺際なる、早春の陽光と共に老身を包むの感を覚えるのである。
— 新村出 『『広辞苑』後記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は冷え込む夜に「老身にはこたえるよ」と笑いながら肩をすくめた。
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孫の晴れ姿を見るためなら、この老身に鞭打ってでも駆けつける覚悟だ。
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階段を一段ずつゆっくり上りながら、彼女は自分の老身を痛感した。
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