適量
てきりょう
名詞頻度ランク #21493 · 青空 30 例
標準
proper quantity
文例 · 用例
重苦しくてならぬ現実を少しでも涼しくしようとして嘘をつくのだけれども、嘘は酒とおなじようにだんだんと適量がふえて来る。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
しまいには私もまた、土曜日に許されるグロッグ酒と適量の鎮静薬と、神経強壮剤とをあわせ用いようかと、心が傾いてくるのを覚えてきた。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
テイラー博士「それは厳重に計算の結果、適量なるボロンを併用することにしてあるから、危険はないと思う」「しかし博士がその試験に立合わないのは危険きわまると思う」「いや、大したことはあるまいよ。
— 海野十三 『諜報中継局』 青空文庫
一、焼酎(火酒類)を飲まないこと一、冷酒を呷らないこと一、適量として三合以上飲まないこと一、落ちついてしづかに、温めた醇良酒を小さい酒盃で飲むこと一、微酔で止めて泥酔を避けること一、気持の良い酒であること、おのづから酔ふ酒であること一、後に残るやうな酒を飲まないこと 六月一日 晴。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
砂糖の必要量がとれない条件があるからこそ、適量の必要が科学的に主張されなければならない。
— 宮本百合子 『砂糖・健忘症』 青空文庫
女子の方に適宜なれば男子の方は薬量の不足を感じ、男子に適量なりとすれば女子の服薬は適量にして必ず瞑眩せざるを得ず。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
唯技術を以てひた押しにおして行つたところに、解釈力の不足と適量の目算を欠いて居た。
— 折口信夫 『雑感』 青空文庫
俺は良い気持さ」 やがて適量の硼酸水を終わると、私は手拭で貌を拭いた。
— 北條民雄 『眼帯記』 青空文庫
作例 · 標準
この洗剤は、適量を守って使わないと効果が薄い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
料理の味付けは、塩を適量加えることで引き立つ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
健康のためには、アルコールの摂取は適量に留めるべきだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash