袖
そで
名詞頻度ランク #11457 · 青空 7325 例
標準
sleeve
文例 · 用例
さして何もしなかつた人といふのは、なまなか人の袖と自分の袖を比べてみるやうなことばかりに心を用ゐたのかもしれない。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
洋服の袖はまるで中に腕がないかのやうにポウとなつて胴より心持前に振ら下つてゐた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
人人袖ふりあひてゆきちがふ。
— 萩原朔太郎 『花あやめ』 青空文庫
向合て立つたのは細目の痩形、鼻下に薄い八字を蓄へて金縁の眼鏡が光る、華奢のステツキに地を突いて、インバネスの袖を氣にしながら對手が惡いと見て、怯氣た體、折折無氣味|相に、眼を轉じて前後を竊視する。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
やがて凜とした甲聲『殺せ、殺せ、妾を殺して……こ……この人に罪は無い、みんな妾が惡いのだから』婀娜かしい襦袢の袖が縺れて、男の肩に纏綿る。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
さて若衆のいでたちや奴冠りに筒袖の半纏すがた意氣なるに帶ぶや棕梠の木竹箒、事あり顏に見交して物物しくも構へたり。
— 萩原朔太郎 『煤掃』 青空文庫
黄昏に袖無を羽織って母上と裏の垣で寒竹筍を抜きながらも絵の事を思っていた。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
ひとしきり来る村雨に鮎の鮓売る男の袖しとゞなるもあわれ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
作例 · 標準
シャツの袖をまくり上げて、作業に取りかかった。
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寒い日は、長袖の服を着て体を冷やさないようにしよう。
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コーヒーをこぼしてしまい、新しいセーターの袖にシミができた。
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標準
wing (of a stage, desk, gate, etc.)
作例 · 標準
舞台の袖で出番を待つ役者の緊張感が伝わってくる。
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この机は袖の部分が広く、資料を広げて作業しやすい。
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門の袖には、美しい彫刻が施されていた。
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標準
flap (of a dust jacket)
作例 · 標準
本の袖には、著者のプロフィールと写真が載っていることが多い。
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新刊書を読むときは、まず袖に書かれたあらすじを読む。
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このハードカバーの小説は、素敵なデザインの袖がついている。
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ウィキペディア
袖(そで)は、衣服の部分名称であり、筒状になっていて腕を通す部分である。スリーヴ 、マンシュ。
出典: 袖 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0