一汁一菜
いちじゅういっさい
名詞
標準
one-plate meal
文例 · 用例
一汁一菜、しかも、日に三度などは食べない。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
されば玲瓏として玉の如く、朝に起き、夕に寝ねて、いただくはありふれし米の飯、添ふるに一汁一菜の風韻、さながら古人の趣に相かなふを悦ぶ。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
簡易の一汁一菜が十二銭|乃至十五銭、かなりの出前弁当が二十銭、アイスクリームとアズキアイスは最下五銭から十銭位のがある。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
事變以後の一汁一菜の聲などと何の關りもない一皿であることは云ふまでもないだらう。
— 島木健作 『東旭川村にて』 青空文庫
病院で僕は、生命を維持するのに、幾グラムかの流動食で充分だったし、体力を回復するのに、僅かな粥と一汁一菜とで足りた。
— 豊島与志雄 『慾』 青空文庫
「柳営より諸役人へ賜わるお料理、老中、若年寄はお湯漬けにてよろしく、お側衆、評定衆の面々は、一汁一菜香のものにて結構と、田沼様おきめ遊ばされました際に、お城坊主が作りました、勤倹令嘲笑の不届きの落首で」「その通りじゃ、それがどうした?
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
一汁一菜の野戦献立も、いくぶんは特別の吟味が施され、焚きたての麦飯は相変らずうまい。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
雑穀飯に一汁一菜で、どうかすると塩を嘗めながら召し上がっていらっしゃいます」 金棒曳らしい女が、鼻をすすりました。
— 不死の霊薬 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
飽食の時代だからこそ、胃腸を休めるために、週末は「一汁一菜」の質素な食事を心がけている。
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料理研究家が提唱する「一汁一菜」というスタイルは、多忙な共働き世帯に自炊のゆとりをもたらした。
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「『一汁一菜』で十分だよ」と、彼は質素な食卓を囲みながら穏やかに微笑んだ。
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具だくさんの味噌汁を主役に据えれば、「一汁一菜」の献立でも栄養バランスを損なうことはない。
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ウィキペディア
一汁一菜(いちじゅういっさい)とは、1つの主食、1つの汁物、1つのおかずで構成された献立のこと。
出典: 一汁一菜 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0