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分火

ぶんか
名詞動詞-サ変
1
標準
passing the flame
文例 · 用例
息苦しくない程度の空氣が、隨分火口の底の方まであると云ふ事を何かの本でみましたが、途中の岩角なんかに、上に登る事も出來ず、只、餓死を待つばかりの自殺者が、ウロウロしてゐる姿を空想してみて下さい、心の中まで冷たくなる氣持です。
林芙美子 大島行 青空文庫
それから横十間川を南に、竪川筋に出る間、川東にも一部分火は及んでいる。
喜田貞吉 震災日誌 青空文庫
仮りにそれが十分火が通っていなかったとしたら!
A CHRISTMAS CAROL クリスマス・カロル 青空文庫
二十九日午前八時半、喪主、遺族、近親、築地代表者は四谷自宅を出発して、九時十分火葬場に到着し、骨上げの式を行った。
久保栄 小山内薫先生劇場葬公文 青空文庫
流行病で亡くなつた私の兄を初めとして親戚のものや友人などを大分火葬場に連れて行つた。
高浜虚子 落葉降る下にて 青空文庫
船長は、あれからもまただいぶ死んだらしいから、当分火葬がつづくだろうといっていたが、次の夜も火花が見えた。
久生十蘭 三界万霊塔 青空文庫
分火山岩の堆積の間に出来た自然の風穴を利用して、その口を塞いだものでしょう。
野村胡堂 大江戸黄金狂 青空文庫
○按に、地中に水脉と火脉とあり、地は大|陰なるゆゑ水脉は九分火脉は一分なり。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
作例 · 標準
キャンプファイヤーの終わりに、大きな火からそれぞれのろうそくに分火して歌を歌った。
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オリンピックの聖火リレーでは、一つの火種から次々とトーチへ分火されていく。
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神社の祭礼において、御神火から提灯への分火は厳かな雰囲気の中で行われた。
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2
標準
spreading (of a sentiment, movement, etc.)
作例 · 標準
SNSでの小さな告発が、あっという間に社会的な怒りへと分火して大きな運動になった。
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その新製品の画期的なアイデアは、競合他社の開発競争へと分火する結果を生んだ。
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一人の情熱的なスピーチが聴衆の心に分火し、会場全体が熱狂の渦に包まれた。
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