分化
ぶんか
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #14764 · 青空 582 例
標準
specialization
文例 · 用例
科学の進歩に伴う研究領域の専門的分化は次第に甚だしくなる一方である。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
こういうふうに、互いに相容れうる範囲内でのあらゆる段階に分化された諸相がこの狭小な国土の中に包括されているということはそれだけでもすでに意味の深いことである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
たとえばあの厖大なアフリカ大陸のどの部分にこれだけの気候の多様な分化が認められるであろうかを想像してみるといいと思う。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
雨のふり方だけでも実にいろいろさまざまの降り方があって、それを区別する名称がそれに応じて分化している点でも日本はおそらく世界じゅう随一ではないかと思う。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
そうして土着した住民は、その地形的特徴から生ずるあらゆる風土的特徴に適応しながら次第に分化しつつ各自の地方的特性を涵養して来たであろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
火山のすそ野でも、土地が灰砂でおおわれているか、熔岩を露出しているかによってまた噴出年代の新旧によってもおのずからフロラの分化を見せているようである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
同種の植物の分化の著しいことも相当なものである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
つつじの種類だけでもその分化の多様なことは日本が随一で中でも信州が著しいという話である。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
作例 · 標準
受精卵は細胞分裂を繰り返し、やがて皮膚や神経などの様々な組織へと分化していく。
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オタク文化は近年ますます細分化と分化が進み、ジャンルの全貌を把握するのは困難になっている。
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未分化の幹細胞を特定の臓器の細胞に分化させる技術は、再生医療の鍵を握っている。
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ウィキペディア
分化 とは、本来は単一、あるいは同一であったものが、複雑化したり、異質化したりしていくさまを指す。生物学の範囲では、様々な階層において使われる。特に細胞の分化は発生学や遺伝学において重要な概念である。
出典: 分化 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0