生害
しょうがい
名詞動詞-サ変
標準
commit suicide
文例 · 用例
とても彼のように魔法修行に凝って、ただ人ならず振舞いたまうようでは、長くこの世にはおわし果つまじきである、六郎殿に御世を取られては三好に権を張り威を立てらるるばかりである、是非ないことであるから、政元公に生害をすすめ、丹波の源九郎殿を以て管領家を相続させ、我※が天下の権を取ろう、と一決した。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
さて最後に、羽柴筑前守秀吉であるが、当時、中国の毛利大膳大夫輝元を攻めて、高松城水攻をやっていたが、京都の凶報が秀吉の陣に達したのは、六月三日|子の刻であるが、五日の朝まで、信長生害の事を秘して、終に毛利との媾和に成功した。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
陽も上るに及んで、愈々合戦の開かれんとする時、幸村は一子大助を呼んで、「汝は城に還りて、君が御生害を見届け後果つべし」と言った。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
急にこなたに向つて走り來る者があると思ふ間もなく、先に小室に從つて太都夫等を迎へた、二人の從者が駈け寄りざま、主君生害のさまを告げ且つは今はの際にまのあたり一言申し傳へ度き旨の主命を告け、早く/\と二人をせき立てた。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
先に自首し出でゝ猶館内に留れる十五人のものらが、おのれら故に主君の生害と聞き身を躍らして悲しんだ。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
三十六|歳で右近衛権少将にせられた家康の一門はますます栄えて、嫡子二郎三郎信康が二十一歳になり、二男|於義丸(秀康)が五歳になった時、世にいう築山殿事件が起こって、信康はむざんにも信長の嫌疑のために生害した。
— 森鴎外 『佐橋甚五郎』 青空文庫
後に承り候へば、与一郎様の奥様にも御生害をお勧めに相成り候よし、何ともお傷しく存じ上げ候。
— 芥川龍之介 『糸女覚え書』 青空文庫
然るに与一郎様の奥様にも御生害をお勧め遊ばされ候上は、わたくしどもにさへお伴を仕るやう、御意なされ候やも計り難く、愈迷惑に存じ居り候ところ、みなみな御前へ召され候間、如何なる仰せを蒙ることかと一かたならず案じ申し候。
— 芥川龍之介 『糸女覚え書』 青空文庫
作例 · 標準
悲しいことに、彼は深い絶望から**生害**を選んでしまった。
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社会全体で、**生害**を防ぐための支援体制を強化する必要がある。
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物語の主人公は、絶望的な状況下で**生害**を試みるが、間一髪で助けられる。
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