王者
おうじゃ異読 おうしゃ
名詞頻度ランク #11671 · 青空 411 例
標準
king
文例 · 用例
農民は、原野に繩を張りらし、王者は山上に大國旗を打ち樹てた。
— 太宰治 『諸君の位置』 青空文庫
「餘瀝 近事片々」(「正直ノオト」「春晝」「市井喧爭」「酒ぎらひ」「困惑の辯」「知らない人」「心の王者」「鬱屈禍」) 以上の五篇の創作にて、私のこれまで歩いて來た經過の、だいたいは、推察していただける事と思ふ。
— 太宰治 『『思ひ出』序』 青空文庫
そうしてそのときに池に残された弱虫のほうの雄が、今ではこの池の王者となり暴君となりドンファンとなっているのである。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
また一方で歴史と称するものは通例王者、勝利者、支配者の歴史であって、人間の歴史としてははなはだ物足りないものである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
宗教類似の信仰に夢中になって家族を泣かせるおやじもあれば、あるいは干戈を動かして悔いない王者もあったようである。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
この術は決して新しいものではなくて、古い古い昔から、時には偉大なる王者や聖賢により、時にはさらにより多く奸臣の扇動者によって利用されて来たものである。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
王者が自ら好んで王位を捨てるような心の余裕が感じられ、ほのぼのとした喜びがあった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
諸君は常に「陸の王者」を歌うと共に、又ひそかに「心の王者」を以て自任しなければなりません。
— 太宰治 『心の王者』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
champion
作例 · 標準
例句