鉞
まさかり異読 マサカリ
名詞
標準
broadaxe
文例 · 用例
その泣菫氏の自選詩集には、僕が昔愛讀した詩が殆んど皆オミツトされ、僕の嫌ひだつた詩ばかりがしかも多くの斧鉞を加へて集めてある。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
たまたま斧鉞を加へられたと思ふ個所も、決して原作の詩情を失はないばかりか、却つて原作よりも善くなつて居る。
— 宿命生涯を貫く 『永遠の詩人』 青空文庫
汽車に乗ればやがて斧鉞のあとなき原始林も見られ、また野草の花の微風にそよぐ牧場も見られる。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
また其の岬を大蛇灘が巻いて、めぐつて、八|雲崎、日暮崎、鴨崎、御室、烏帽子岩、屏風岩、剣岩、一つ一つ、神が斧を打ち、鬼が、鉞を下した如く、やがては、巨匠、名工の、鑿鏨の手の冴に、波の珠玉を鏤め、白銀の雲の浮彫を装ひ、緑金の象嵌に好木奇樹の姿を凝らして、粧壁彩巌を刻んだのが、一|目である。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
』 第十七回 冐險鐵車自動の器械――斬頭刄形の鉞――ポンと小胸を叩いた――威張れません――君が代の國歌――いざ、帝國の萬歳を唱へませう『其處が、奇々妙々の發明だよ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
炳文の一敗は猶復すべし、帝炳文の敗を聞いて怒りて用いず、黄子澄の言によりて、李景隆を大将軍とし、斧鉞を賜わって炳文に代らしめたもうに至って、大事ほとんど去りぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
少監王鉞跪いて進みて白す。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
篋中の朱書、道士の霊夢、王鉞の言、呉亮の死と、道衍の請と、溥洽の黙と、嗚呼、数たると数たらざると、道衍|蓋し知ることあらん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
作例 · 標準
昔話の金太郎は、大きな鉞を担いでいた。
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木を切り倒すために、彼は重い鉞を振り上げた。
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その斧は、見たこともないほど巨大な鉞だった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
鉞(まさかり)は斧の一種。 鉞そのものについては斧を参照。 「鉞」を四股名にした大相撲力士については以下を参照。 鉞音五郎 - 江戸時代後期に活動した力士。最高位は東大関 鉞り鉄五郎 - 大正時代に活動した力士。最高位は東前頭13枚目。 また、「まさかり半島」は下北半島の別名。
出典: 鉞 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0