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異分子

いぶんし
名詞
1
標準
outsider
文例 · 用例
それがいつとはなしに自然淘汰のふるいにでもかけられたかのようにいろいろな異分子が取り除かれて五と七という字数の交互的連続に移って行っている。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
しかし家庭の日常生活の中へ突然に、全く不連続的にそういう異分子が飛込んで来るときに、われわれはやはりそういうちぐはぐを感じない訳には行かないであろう。
寺田寅彦 ラジオ雑感 青空文庫
十年の役は聊か其目的を達したりと雖、なほ各種の異分子の相疾悪するもの政府部内に蟠拠するあれば、表面は堅固なる組織の如くなれど、其実極めて不安心なる国躰なりと云はざるを得ず。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
十 ああ死別 されど妾の如き異分子の、争でか長くかかる家庭に留まり得べき。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
彼等の間には異分子を交へて居らぬ。
長塚節 青空文庫
私の愛の本能が正しく働いている限りは、それは愛の衷に溶けこまずに、いつまでも私の本質の異分子の如くに存続する。
有島武郎 惜みなく愛は奪う 青空文庫
斯くの如くして、自分は常に職員室の異分子である。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
斯くの如くして、自分は常に此職員室の異分子である。
石川啄木 雲は天才である 青空文庫
作例 · 標準
創業以来の古い慣習を重んじるその部署では、効率化のための新しいツールを次々と導入しようとする彼は完全に異分子扱いだった。
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閉鎖的な村の共同体に東京から移住してきたその家族は、10年経ってもまだよそ者という異分子として見られ続けている。
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組織の深刻な停滞を打破し新しい風を吹き込むためには、社長があえて彼のような異分子を外部からヘッドハンティングしてきたのも頷ける。
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