藩命
はんめい
名詞
標準
feudal decree
文例 · 用例
けれども間もなく出て、靜岡の醫學校に入つたが、其處から藩命で薩摩に遊んで、諸藩の書生と付き合つたが、それが私の放浪生活の初めでもあつたらう。
— 塚原蓼洲 『兵馬倥偬の人』 青空文庫
しかるに今回のは全く藩命に依って寄宿するので、それだけ名誉でもあるから、十分修業せねばならぬことになるのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
新寮は藩命の寄宿生が出来たために新設されたのである。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
この寄宿舎は食事だけは藩命の者と否らざる者とを問わず、藩より支給せられて、多くは賄方が請負で仕出をしていたが、あるいは小使をして拵えさせた時もあった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
私の如き藩命に依る寄宿生は、多く小姓に出る閥があって、それぞれ出て行ったにかかわらず、私のみは既に足掛け三年もそのままでいる。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
各村とも藩命によって出入り口に関所の設けがある。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
間もなく彼は藩命により、多年|怨みの敵なる市川三左衛門らの徒を捕縛すべく従者数名を伴い奥州に赴いたという。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
毅堂はこれより先藩命を帯びて京師に赴いたが即日召還せられ藩主に扈従して信州に出陣した。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、藩命により新しい街道が整備された。
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藩命に背く者は、厳しく罰せられた。
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彼は藩命を受けて、遠方の地へ赴任することになった。
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