疲労
ひろう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #6158 · 青空 2107 例
標準
fatigue
文例 · 用例
気心の合った親友なら別であるが、そうでもない来客と話をすると、すぐに疲労が起ってきて、坐って居るのさえ苦しくなる。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
と言つて疲労を休める為に、休息してゐるといふわけでもない。
— 萩原朔太郎 『喫茶店にて』 青空文庫
疲労も不平も洗い流して蘇ったようになって帰る暗闇阪は漆のような闇である。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
疲労の足を引き擦って、石壁の上に登りついたとき、眼は先ず晶々|粲々として、碧空に輝きわたる大雪田、海抜三千百八十九|米突の高頂から放射して、細胞のような小粒の雪が、半ば結晶し、半ば融けて、大気を含んだ、透明の泡が、岩の影に紫色を翳しているのに、眩ゆくなるばかりに駭いた、南方八月の雪!
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
山麓帯の裾野で、日に焼けて、疲労をひどくしたくないので、定めの行程は短いにもかかわらず、翌十日は朝|出立した、馬を五頭、一頭は荷物を積んで、案内者の、チャアルス・グーチという男が、裸馬に乗り、アルペン杖を横たえながら、片手で荷馬車を曳いて先登に立って行く。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
肉体の上の極度の疲労と、精神上の異常な打撃とが同時に起ると、「腰を抜かす」と云ふ現象が起ることがある。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
それでせっかくこんなに子供のように笑ったあとで、それから後のプログラムの名優達の名演技を見て緊張し感嘆し疲労するのは、少なくも今日の弛緩の半日の終曲には適しないと思ったので、すぐに劇場を出て通りかかった車に乗った。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
大抵神経過敏な緊張か、さもなくば過度の疲労から来る不感が人々の眼と眉の間や口の周囲に残忍に刻まれている。
— 寺田寅彦 『電車と風呂』 青空文庫
作例 · 標準
連日の残業による過度の疲労で、彼はついに体調を崩して入院してしまった。
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登山の後は心地よい疲労感に包まれ、ぐっすりと眠りにつくことができた。
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精神的な疲労が溜まっているときは、無理をせずに休息をとることが大切だ。
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標準
fatigue (of metal, etc.)
作例 · 標準
長年使い続けた橋の金属疲労が深刻化し、緊急の補修工事が行われることになった。
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飛行機の機体は、目に見えない金属疲労を検出するために厳格な検査が行われる。
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部品の金属疲労による突然の破断が、大規模な事故を引き起こす原因となった。
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ウィキペディア
疲労 は、無力とは異なる主観的感覚であり、徐々に始まる。無力とは異なり、疲労は休息(睡眠)によって軽減することができる。
出典: 疲労 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0