随意的
ずいいてき
形容動詞
標準
voluntary
文例 · 用例
ロバルトソン・スミスも「宗教は不可知的力を恐れるより起るのではない、己と血族の関係ある神を敬愛するより起るのである、また宗教は個人が超自然力に対する随意的関係ではなくして、一社会の各員がその社会の安寧秩序を維持する力に対する共同的関係である」といっている。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
又我々の属性の部分々々でも、抽象的なものほど恐怖の念を唆る傾向のあつたもので、分裂などゝ言へば事々しいが、我身よりあくがれ出づる魂の不随意的な行動を、自ら恐れることすらあつた。
— 折口信夫 『髯籠の話』 青空文庫
此頃は、或点までは彼が随意的の死にを□たのであろうと云う断定に近づいて居る。
— 宮本百合子 『追憶』 青空文庫
ただかくのごとく進歩したる社会にして、初めて人為の結合やんで自然の結合生じ、人為の必要やんで天然の必要生じ、強迫牽制的の運動やんで初めて自由随意的の運動行なわるることを得るなり。
— 徳富蘇峰 『将来の日本』 青空文庫
『ゴドウィン氏は次に、その動物的肉体に対する人間の随意的支配力の蓋然的増加を考察しており、そして彼はその結論として、この点に関するある人々の随意的能力は他の人には出来ない各種のものにまで及んでいるのが見られる、と云っている。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
人間の随意的行動はその意見に発するものであるかもしれないが、しかしかかる意見は、理性的能力と肉体的性向との混合体たる人間にあっては、全然智的な存在における場合とは、大いに異るものとなるであろう。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
『1) B. 1. c. 5. p. 89.『私は、あらゆる随意的行為の前には精神の決定があることを、喜んで承認する。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
『第十四章『もし前章の推理が正しいならば、人間の随意的行動はその意見に発するという命題からゴドウィン氏が抽き出している、政治的真理に関する系論は、明かに確立されたということにはならないであろう。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
作例 · 標準
アンケートへの回答は随意的であり、強制されるものではない。
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彼は随意的な判断に基づいて、予備の資金をプロジェクトに投入した。
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この組織への加入は随意的だが、多くの若者がその理念に賛同して集まっている。
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