任意
にんい
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #5947 · 青空 399 例
標準
optional
文例 · 用例
だが、それが此の世といふものなんで、其処に我等は生きてをり、それは任意の不公平ではなく、それに因て我等自身も構成されたる原理であれば、然らば、この世に極端はないとて、一先づ休心するもよからう。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
汽車の係員たちまでがこの白痴の少年には好意を寄せて無賃で乗車さす任意の扱いが出来たというから東北の鉄道も私設時代の明治四十年以前であろう。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
目はまぶたによって任意に開閉され、また頭を動かすことなしにある程度までは自由に左右上下に動かされる。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
もう一つの予言はどうなるか分らないが、ともかくも今まで片側だけしか見る事の出来なかった世界は、これを掌上に置いて意のままに任意の側から観る事が出来るようになった。
— 寺田寅彦 『アインシュタイン』 青空文庫
実在の三次元の空間の一次元を割愛してただ二次元の断面に限定する代わりに、第四次元たる時間を一次元空間に投射することによって時間の経過をわれわれの任意に支配するという考えは両者に共通のものと考えられる。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
私はいつもながらの自分の任意な空想に欺されたのだと思って可笑しくもあった。
— 寺田寅彦 『雑記(2)』 青空文庫
すべての破片がことごとく揃ってそれが完全に接合される日がいつかは有限な未来に来るであろうと信ずるか、あるいはそれには無限大の時間を要すると思うかは任意である。
— 寺田寅彦 『スパーク』 青空文庫
数学のように最初全く任意に(もっとも経験から暗示されるものではあるが)一つの概念を与えあとは解析ばかりでその内容を展開するのと、物理学で自己以外の実在として与えられた外界の現象を系統立てるのとはよほど趣がちがわなければなるまい。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
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参加は任意なので、都合のつく方だけで構いません。
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彼の判断は任意で、何の根拠もなかった。
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会議の時間は、議長が任意に決めた。
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ウィキペディア
任意 とは、思うままに任せること、という意味で、当人の自由意思に任せる、ということである。また、数学などでは、任意を「特別な選び方をしないこと」という意味で用いる。
出典: 任意 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0