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義務的

ぎむてき
形容動詞
1
標準
compulsory
文例 · 用例
何となれば執筆者の米次郎論が、すべて皆退屈らしく、いかにも義務的の態度で書いてあつたからと。
萩原朔太郎 中央亭騷動事件(實録) 青空文庫
「今夜、何か話があるの」 小初の義務的な質問が、小初の顔立ちを引締まらせた。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
」 だん/\直助の声が家の者から言ひ付かつた義務的な声ではなくなり、本当に直助自身のかの女を呼ぶ熱情がこもつて来る。
岡本かの子 青空文庫
学校における運動時間はほとんど義務的で、運動については全く興味を持たなかった。
寺田寅彦 わが中学時代の勉強法 青空文庫
それらの雑誌に現れる既成作家のものとなると、どうやら二義的風な、さもなくば小品流の感想風なものであつたりして、彼等の読者としても特にその為めにその雑誌を購つて見るほどの無駄を敢行する気になれぬ類ひのものが義務的か何かのように顔を出してゐるに過ぎないのだ。
牧野信一 浪曼的時評 青空文庫
毎年その例でしたが、士気振興の意味でのお催しですから、諸侯旗本が義務的にこれへ列席を命ぜられるのは言う迄もないことなので、あたかも当日はお誂え向の将軍|日和――。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
毎年その例でしたが、士気振興の意味でのお催しですから、諸侯旗本が義務的にこれへ列席を命ぜられるのは言う迄もないことなので、あたかも当日はお誂え向の将軍日和――。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
子供らは面白がってそれを見てきゃっきゃっ騒いでいたが、この男は、まるで笑いを禁じられた人のように、真面目な義務的な仕事をしている時のような態度で、猿にビスケットをやっている。
平林初之輔 動物園の一夜 青空文庫
義務的(ぎむてき) — 幻辞.com