切り放つ
きりはなつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-他動詞
標準
to cut loose
文例 · 用例
』 貢さんは勇々として躊躇ふ所なく麻縄を切り放つた。
— 與謝野寛 『蓬生』 青空文庫
勘三はその一本を神だなに供へ、三個百十五圓の罐詰をミツはぎいぎい切り放つた。
— 室生犀星 『神のない子』 青空文庫
あなたは負傷後、一年半もしてからやつと入院することができ、自分のももの肉をとつて、切り放つた腕の關せつの内側へ移植し、ようやくにして腕をのばすことのできる整形手術をうけたのでした。
— ――放射線火傷で右手をうしなつた木挽きの妻と河原にうつ伏せて死んでいた幼女に―― 『いまだ癒えぬ傷あと』 青空文庫
しかく宣んしてヘクト,ルを斃さん思胸に燃え、 300彼をめがけて新たなる一矢弦より切り放つ。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
470オートメドーン、槍術に巧みの勇士、かくと見て、その逞しき腰の下鋒刄長き劍を拔き、走り來りてためらはず副馬の綱を切り放つ、かくして兩馬立ち直り、もとの如くに手綱張る。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
860かくして二人青銅の兜に※を投げ入れて、振り搖がせばチュウクロス先に當りていやすぐに、弓勢強く切り放つ、されど初生の仔羊のすぐれし牲を捧ぐるを神アポローンに盟せず。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
標準
to separate in thought