食い物
くいもの
名詞頻度ランク #19793 · 青空 269 例
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food
文例 · 用例
食い物がないのを知ると、竈の傍へ行って、ペチャ/\やりだした。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
生一本の酒を飲むことの自由自在、孫悟空が雲に乗り霧を起こすがごとき、通力を持っていたもう「富豪」「成功の人」「カーネーギー」「なんとかフェラー」、「実業雑誌の食い物」の諸君にありてはなんでもないでしょう、が、われわれごときにありては、でない、さようでない。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
おまき婆さんが幾ら十分の食い物を宛がって置いても、彼等はやはり盗み食いを止めなかった。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
猫がいなくなった後も、おまきはやっぱりその食い物を縁の下へほうり込んでいたものと見えます。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
姪を娘分に貰ったのも、ゆくゆく自分の食い物にしようというしたごころから出たのである。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
唯ときどきに猿が出て来て、油断をしていると食い物を盗んで行く位のことですよ。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
なにしろ震災の報知をきいて以来六日ばかりのあいだはほとんど一睡もしない、食い物も旨くない。
— 岡本綺堂 『指輪一つ』 青空文庫
「山越しをするには腹が減るといけないと思って、食い物をたくさん買い込んで来たのですが、そうも食えないもので……。
— 岡本綺堂 『木曽の旅人』 青空文庫
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