釣り銭
つりせん
名詞
標準
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文例 · 用例
かれはちょっと考えるようなふうをしたが、その中から二十銭銀貨を一つ出して、ラムネ二本の代七銭と、梨子二個の代三銭との釣り銭を婆さんからもらって、白銅を一つ茶代に置いた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
小皿をとり落したり、醤油を注ぎそこねて板の間へこぼしたり、使いに出て釣り銭を忘れてきたりした。
— 矢田津世子 『※女抄録』 青空文庫
そして釣り銭も、ちゃんとはいっていたのです。
— 小川未明 『夏とおじいさん』 青空文庫
事はこの月の初め、月のない夜、那珂郡|瓜連村、相田酒造店に、ツイに見なれぬ、年のころ三十一、二の男が入り来たり、「お酒を三円下さい」と十円札を一枚投げ出したゆえ、店の者が早速八升樽に入れ、釣り銭七円とを渡したところが、くだんの男はいそいそ喜び、いずこともなく立ち去った。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
店員がいうには「私はちょうどよく釣り銭を持ち合わせておりましたからそれでも今頃帰られましたが、持っていなかった連中は今頃また出かけて行っているに違いありません」とのことであった。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
旦那、お楽しみですねと若い運転手がにやにやしながら、釣り銭を出した。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
「蓬莱の山まつりせん老の春」という蕪村の句より、かえって親しく感ぜられるのは、やはり身分相応なためかも知れない。
— 柴田宵曲 『古句を観る』 青空文庫
作例 · 標準
自動販売機でお茶を買った際、お釣りが出てくる音がしたが、釣り銭を取り忘れて歩き出してしまった。
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レジでお会計をする時は、店員さんが数えやすいように釣り銭を手のひらにまとめて受け取る。
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小銭が足りなくて千円札を出したが、釣り銭として出てきた5円玉がピカピカの新しい硬貨で少し嬉しかった。
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ウィキペディア
釣り銭(つりせん)とは、商品を買うとき、商品より高い額面の金銭で支払った場合に受け取る差額分の金銭。俗にお釣り(おつり)と呼ばれる。
出典: 釣り銭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0