巻線
まきせん
名詞
標準
winding (coil, armature, etc.)
文例 · 用例
夏真昼わが故郷は外に干して巻線香のにほひかなしもしづかさは殿のお倉の昼鼠ちよろりとのぼりまたも消ぬかに註、昼鼠とは土俗に水陽炎の影をいふ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
一人は手製の爆弾と巻線香を持って舳先に立ち上るのだ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
……その導火線を差込んだ爆薬を右手に持ち換えて……左利きの奴も時々居るそうだが……片手に火を付けた巻線香を持ちながら、両方の切り口を唇に近付ける。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
そこで云う通りにしてみると成る程、巻線香のカケラも見当らないから……ナアーンダイ……というので釈放する。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
とりあえず糸を引切ってみればタッタ今まで使ったものかどうかは吾々の眼に一目瞭然なんだが……爆弾船に無くてはならぬ巻線香だって、イザという時に海に投げ込めばアトカタもない。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
見ると赤ん坊の頭ぐらいの爆弾と、火を点けた巻線香を両手に持って、船橋に立っている吾輩の顔を見い見い、何かしら意味ありげにニヤニヤ笑っている。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
……のみならず、まだ魚群も見えないのに巻線香に火を点けているのが、腑に落ちないと思ったが、しかし何しろ初めて見る仕事だからハッキリした疑いの起しようがない。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
……と思ううちに、その舳先に仁王立ちになった向う鉢巻の友吉おやじが、巻線香と爆弾を高々と差し上げながら、何やら饒舌り初めた。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
作例 · 標準
モーターの巻線がショートしてしまった。
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変圧器の巻線には銅線が使われている。
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専門家が巻線の断線箇所を調べている。
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